振り返りと所信表明
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。
この度の令和6年能登半島地震により被災された皆さまならびに
そのご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。
昨年を振り返ると、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、
外国人観光客が戻りインバウンド観光・消費、・需要、そして円安、
ビザ要件の緩和などインバウンド増加に拍車をかけました。
一方、日銀の金利政策の変更やイスラエル紛争の勃発など、外部環境が大きく変化した一年でした。
その影響は、建築費の高騰や円安、日銀の金利政策変化が与える不動産投資市場や
不動産市況の不振が長期化する中国市場など、不動産事業を取り巻く足元の環境変化には
一層注視しなければならないと感じております。
なんとか昨年までは建築費の上昇を販売価格の上昇で吸収できていたが、
金利動向や物価上昇による家計の負担増による影響等も踏まえ、
マーケットの変化をより一層的確に把握するとともに、
引き続き厳選した物件選定の姿勢を崩さず、着実に事業を進めて参ります。
お取引ある事業協力のビジネスパートナーの皆様とも足並みそろえ、協働・共創を進めながら、
新たなビジネスの拡大と持続可能な社会に向けた活動を継続し強化してまいります。
本年も皆さまの一層のご理解とご支援をお願い申し上げるとともに、
皆さまにとって実り多い一年となりますよう、心より祈念申し上げます。
株式会社ファンハウス 代表取締役 國井義博