令和8年度 第1回流通セミナー

公益社団法人 全日本不動産協会 渋谷支部の
令和8年度 第1回 流通セミナーを動画視聴にて受講しました。
研修内容は、以下の通りでした。
◆セミナー内容◆
「不動産取引におけるマネロン対策の実務ポイント」の研修動画を視聴しました。
講師は、のぞみ総合法律事務所の弁護士・山田真吾先生です。
マネーローンダリングとは、犯罪によって得られたお金の出所を分からなくし、正当な資金のように見せる行為です。
不動産は一件あたりの取引金額が大きく、購入後には売却や賃貸によって収入を得られるため、こうした行為に利用されるおそれがあります。今回の研修を通じて、不動産に携わる私たちにも、取引の透明性を守る大切な役割があると改めて感じました。
特に印象に残ったのは、本人確認書類がそろっていても、それだけで取引全体の安全性を判断できるわけではない、という点です。
誰が購入するのか。何のために購入するのか。購入資金はどこから出ているのか。法人の場合は、実際にその会社を支配している人は誰なのか。書類と説明、資金の流れをつなげて確認する姿勢が大切だと学びました。
また、多額の現金払い、契約当事者とは異なる人からの送金、合理的な説明のない短期転売や大きな価格差などは、注意して確認すべき事例として紹介されていました。
こうした事情があるだけで不正と決めつけるのではなく、理由を丁寧に確認し、説明や資料に食い違いがないかを見ていくことが重要です。
そして、気になる点を担当者一人で抱え込まず、社内で共有し、必要に応じて取引をいったん止めて確認すること。その判断に至った経緯を記録しておくことも、実務上の大切なポイントでした。
私が今回の研修で改めて感じたのは、確認を丁寧に行うことは、お客様の大切な資産と、安心して取引できる環境を守ることにつながる、ということです。
競売不動産のコンサルティングでも、物件の価格や収益性に加え、購入目的や資金計画、取得後の活用方法まで丁寧に把握する姿勢を大切にしていきたいと思います。
これからも継続して学び、今回の内容を日々の確認や記録、情報共有の見直しに生かしてまいります。
株式会社ファンハウス
代表取締役 國井 義博

