不動産競売(ケ)と(ヌ)の違いって?
競売不動産の情報をチェックしていると
はじめに目に留まるのが事件番号ではないでしょうか
仮に
東京地方裁判所 令和0年(ケ)第981号 記載されてるものと
東京地方裁判所 令和0年(ヌ)第981号 の2種類をお気づきでしょうか?
違いは、(ケ)と(ヌ)です。
今日はその事件番号の違いについてのお伝えします。
何かを種別するための記号だと思ってらっしゃる方は鋭いですね~
実は以外と重要なんですよ
最初にその競売不動産を取り扱う管轄の裁判所名が記載されてます
次に競売開始の手続きをした年度が記載されてます。
その次に(ケ)と記載されてます。
(ケ)は『担保不動産競売』といいます。
それは、銀行などに借りたお金を返済できないために、担保としていた不動産を差し押さえられたことを指します。
競売不動産全体の90%に該当します。
もうひとつ(ヌ)というものがあります。
これは、不動産担保以外で『強制競売』といいます。
裁判などで勝訴し、債務名義が確定したものに関しては、不動産を処分してお金を回収できるという方法です。
例えば、工場の建設工事費が未払いとなり業者が工事代金の支払いを求めて裁判を提訴し判決の結果、
工事を発注した社長が所有する不動産や自宅を強制的に売却し返済に充てるような事例です。
(ヌ)の物件は、判決により所有者の同意なしで強制的に売却されるために不動産の権利関係が複雑な場合も多く、
落札しても住むことができないという物件もあります。
(ヌ)の物件に入札するには法律の知識とそれを扱うテクニックが必要です。一般の方はご注意ください。
一筋縄ではいかない物件が多いのが特徴です。
次に事件番号に関して、
1年度を通して事件番号が若い順から期間入札が開始されます。
ごくまれにですが、
遡った年度や番号の競売不動産が出てきます。
これは要注意です。
順番通り進まなかった何らかの理由が隠されてます。
それが3点セットにきちんと書かれていればいいのですが、そうでなければ調査が必要です。
慣れるまではできるだけ、比較的事件番号が新しい物件(順番通りに進んできている物件)をおススメします。
不動産競売では安くて魅力的な物件もたくさん出てきます。
皆様が思わぬことで失敗しないためにも
当社では不動産競売のコーチングサポートを行っております。
4か月コース~12か月コース・VIPコース
経験はあるけど実践でコーチングを受けてみたい方
初めてだからじっくり学びながらコーチングサポートを受けたい方
期間内で目標設定したゴール到達できるように
株式会社ファンハウスでは代表が自ら
おひりおひとりに合った内容でしっりコーチングサポートいたします。
ご興味ある方は
ぜひ
keibai@fun-housei.co.jp まで 『競売コーチングサポートの件』と、お問い合わせください。
株式会社ファンハウス 代表 國井 義博